休職どくたーの呟き

休職中に思ったことをまとめています

医者は休めない

母親が何時ぞやかいっていたが、父親はちょいちょい体調を崩して

会社を休んでいたことがあったらしい.

僕はあまり記憶がないが、母親が言うならそうなのであろう.

 

そういえば僕は、初期研修医の時に3日ほどノロウィルスで倒れた以外は、

基本的に這ってでも出勤していたと思う.

帯状疱疹が出て本当にもうこれはダメなんじゃないかという日も、

ロキソニン飲みながら当直していた.

初期研修医というのはいなくても回るけど、それ以降はいないわけには

いかないのだ、ということで何としても働いていた.

 

しかし医療現場ではそれはそんなに珍しい事ではないだろう.

外来などはなかなか他に人が代わりにやるというのは難しい.

主治医の頭の中で書いてあることは、なるべくカルテに残すようにしていても、

やはり全容を残すことは難しい.結局主治医が来ないとどうにもならないため、

主治医は這ってでもやってくる.

 

マンガ「ブラックジャック」でも、経営の効率化を求めて流れ作業化していく

病院で、患者の人気がなくなってくるという話があり、ブラックジャック

「患者というのは最初から最後まで一人の人間に面倒を見てもらいたいのですよ」

と説教する場面がある.この無免許医に手術以外のことを語られれば怒るだろう.

 

最終的には流れ作業化の問題が表出した形で話は終わるのだが、

アメリカとかでは完全に交代制になっていて日本のように主治医がいなければ

話が進まない、ということはないらしい.まあその分訴訟も多いだろうけれど.

 

が、何から何まで主治医がやるというのは実際大変だし、どうしても考えが

偏りがちになったりするので、もう少し分散されていったほうが、

患者さんにとってもよいのではないか、という気がする.