休職どくたーの呟き

休職中に思ったことをまとめています

ストレスのない社会

今回、ストレスが重なったことが体調悪化の原因なのは

間違いないと思うけど、ストレスがない社会、というのはどうなのだろう.

 

現実に、ストレスがない社会というのは多分実現された歴史はないので、

SFとかの世界の話になってくる.

 

僕の好きなアニメに、Psycho-passというのがあって、その世界では

犯罪係数という精神状態を目安として、精神を常に安定させた世界が

実現されており、一応ストレスのない世界、という表現がされている.

作中では実際にはストレスどころか猟奇的殺人でとんでもないことになっていくが.

で、その世界ではユーストレス欠乏症という奇病が流行っていて、

ストレスがなくなったことによっておきる脳梗塞のようなもの、とされている.

何のストレスもないとすると、確かにストレスに対抗すべく進化してきた人間の

機能は、行き場を失いおかしくなるのかもしれない.

 

他に思い浮かぶものは、ウェルズのタイムマシン、などか.

下級市民と上級市民の分断が歴史とともに深刻になり、ついには

およそ違う生物までそれぞれが進化(退化?)した結果、

上級市民は地上の楽園で安楽に過ごしているように見えるが、

その実は下級市民の餌として放牧されているだけ、というストーリーだ.

最初に読んだのは小学生の時だったが、あんまりおもしろいとは思わなかった.

でも今になって思い返してみると、貧富の格差というのはかつてなく深刻と

なっているので、それがどこまでも進んでいくと、果ては

ユートピアディストピア、のようになるのかもしれない.

 

今はなるべくストレスのない生活をするということが、

治療上大事なのだと思う.けどストレスをなくすということはできないので、

結局はどのようにマネジメントしていくか、ということにかかっていくのだろう.

ストレスがない状態が続けば、SFのようにはならなくても、

多分人間にとっていいことはない.